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正常な構造には正常な機能がある

正常な骨格構造を手に入れる目的

当院の痛み外来の目的は、身体の骨格構造を正常にすることにあります。
当院で痛みの治療に用いる「PANセラピー」は、筋肉・骨格へアプローチから、身体の骨格構造を正常にする治療です。
身体の骨格構造が正常になると、神経系統が正常に働くようになり、倦怠感などの不快な症状が改善し、その状態を維持できるようになります。言い換えると、「身体が本来持つ正常な働き(機能)を取り戻す」ことができます。

神経系統とは

「神経系統」といわれたときに皆さんはどのようなものをご想像されるでしょうか。「神経系統」は、脳や脊髄から分かれる脳神経や脊髄神経を含めた総称で、頭蓋骨や背骨の中を通る中枢神経から枝分かれしており、心臓や胃腸をはじめとした臓器や筋肉などを動かしたり、痛みやかゆみを感じたりするなど、脳からの指令を伝えたり脳へ情報を伝える伝線のような働きをしています。
「頭蓋骨や背骨(脊椎や骨盤)が正しい骨格構造を維持しているのであるならば、その中を走行する神経系統は本来持つ正しい働きをする(=正常な機能)」と考えられます。 「正常な骨格構造には正常な機能がある」と申し上げる理由です。

重力との戦い

重力

ところが、重力の世界で生きる人間にとって、正常な骨格構造を維持することは大変難しいことです。二足歩行をするようになった人間にとっての宿命といえるでしょう。ただでさえ重い頭を支える必要がありますし、日常生活の中での怪我や、生活習慣のなかで偏った動作を持続してしまうことなど、本来あるべき骨格構造を維持していくことは難しいことです。
構造異常(骨格構造が正しい位置にないこと)を引き起こす原因は多岐にわたりますが大きく分けると、「アンバランスな持続的な筋緊張からくるもの」と「外的な力が働くことでの構造異常」の2つに分けられます。 1つめの「持続的な筋緊張」は、日常生活において悪い姿勢や偏った身体の使い方が原因です。長時間のデスクワークや寝そべってテレビを見たり読書をしたりすることからくることはイメージしやすいでしょう。
2つめの「外的な力が働くことでの構造異常」は、交通事故や転倒、スポーツでの怪我などがあります。
仮に偏った日常生活によって骨格構造のバランスが崩れはじめたとしても、多くの場合は、適切な休息・十分な睡眠・運動・ストレッチなどで、筋緊張を改善し、骨格の構造異常も大きな問題になることはありません。 しかし骨格の構造異常が、筋緊張が長期間にわたり続いた場合や、外的な力による場合は、十二分な休息だけでは改善せず適切な治療が必要になります。

骨格は人間にとって「柱」

「柱がしっかりしていない建物」と聞いたとき、どのようなイメージをもたれるでしょうか。建築に詳しくない方でも、あまり良いイメージは抱かないのではないかと思います。 柱が曲がったり家が傾いた状態で放置すると、壁がヒビ割れてしまったり、扉の開き具合が悪くなったりといった「機能異常」が生じますが、それでもこの悪い状態を放置したり、場当たり的な処置を行っていると、大型の補修が必要になるでしょう。
重力の働くこの3次元空間(重力場)に生きる人間の身体にも全く同じことが言えます。人間の柱に相当するのは「骨格(背骨)」、機能異常に相当するものが「痛み」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

医師

腰や頸に起こるいわゆる整形外科的な疾患の「痛み」やしびれから、検査で異常がでない頭痛(機能性頭痛)、疲れがとれない、だるいなどの不調和な症状などを訴える方を診察すると、必ず身体の構造異常がみられます。
骨格の構造異常を治療することで、筋緊張が改善し、神経系統が本来あるべき働きをします。
結果、血液循環の改善・新陳代謝の向上とともに痛みや不快な症状が徐々に消失していきます。

局所的な施術では不十分

現在まで骨格の施術は、医療の分野ではなく、慰安の分野で行われてきました。
「骨格の施術=痛みや痺れなどの症状を緩和する」というのが一般的な認識ではありますが、行われることは局所的な施術がほとんどです。

例えば、腰や頸などの各パーツごとの施術であったり、全身的な施術の場合でも、患者様が「凝っている」と訴えのある場所を中心にマッサージします。

これでは人間の身体を腰や頸だけではなく全体として診ていくという視点はなく、適切な診断もありません。パーツごとの局所的な施術では不十分なのです。

総合医療としての骨格治療

統合医療としての骨格治療には、まずレントゲン撮影による骨格の構造異常の診断が必要です。

治療に関しても、各パーツごとではなく、身体全体として調和をとる必要があります。頭蓋骨、頸椎、骨盤、筋肉系と治療を進めるのです。

当院の痛み外来は、適切な診断に基づき、全体として調和をとりながら、骨格構造を治療します。「統合医療としての骨格治療」とご理解ください。

痛みやしびれなどの整形外科疾患を改善するだけでなく、身体が本来もつ機能を正常にし、だるい、やる気がでないといった、いわゆる「不定愁訴」と呼ばれる不快な症状も解決することができます。

痛み以外の分野でも

運動選手や歌手のような、専門的に特殊な状況下で身体を使うプロフェッショナルの場合は、当院のPANセラピーがパフォーマンスの向上につながります。

骨格の治療で構造異常を改善し、日々のトレーニングやケアと組み合わせることで相乗効果を発揮し、身体の機能の高まりを実感していただけます。もちろん理想のパフォーマンスへと近づいていくでしょう。


医院名
細野クリニック
住所
東京都中央区京橋1-6-11 カンケン京橋ビル2F
TEL
03-3563-0577 (ご予約優先)
FAX
03-3563-0578
MAIL
info@hosono-clinic.com
診療科
皮膚科 内科 整形外科
院長
細野周作
提携病院
聖路加国際病院/東京医科歯科大学付属病院/虎ノ門病院/東京都済生会中央病院/井出デンタルクリニック/伊藤メディカルクリニック